この記事の結論
- 注意外付けHDDも中身はHDD。捨てる前にデータ抹消必須
- 方法初期化やファイル削除だけでは不十分。上書き消去か、中のドライブの物理破壊を検討
- 証跡量販店の回収では、媒体ごとの破壊証明が受け取れない場合がある
- 当社外付けHDD本体の破壊は現在承っておりません
ポータブルタイプの外付けHDDは、パソコンのバックアップや写真・動画の保存用として使われることが多く、内蔵HDD以上に個人情報が集約されているケースも少なくありません。買い替えや故障をきっかけに処分を検討する方に向けて、外付けHDDならではの注意点を解説します。
外付けHDDの手放し方
外付けHDDの処分方法は、基本的に内蔵HDDと同様で、初期化、データ消去ソフト、自治体回収、量販店回収、物理破壊などが選択肢になります。ケースに入った状態のまま処分できる手軽さから、中身を確認せずに廃棄してしまう方も少なくありません。
まずは中にどのようなデータが保存されているかを確認したうえで、処分方法を検討することをおすすめします。
ケースに入ったまま手放すとどうなるか
外付けHDDのデータは、ケースの中に収められたHDDに記録されています。ケースやケーブルが付いた状態のまま手放すと、中のドライブに残ったデータもそのまま引き渡すことになります。ケースに入っているから安全、ということにはならない点に注意してください。
ポータブルタイプと据え置きタイプ
ポータブルタイプには主に2.5インチ、据え置きタイプには主に3.5インチのHDDが使われています。据え置きタイプには複数のドライブを内蔵している製品もあるため、処分の際は中のドライブをすべて対象にしてください。量販店・自治体の回収など手放し方の選択肢は、別ページの外付けHDDの処分方法(当社は本体の受付なし)でも整理しています。
一緒に出てきやすい「見落とされがちな媒体」
外付けHDDを整理すると、同じ棚から別の記録媒体が出てくることがよくあります。MO・フロッピーディスクなどの古い記録媒体は、当社での破壊を2026年8月31日をもって終了しており、処分の手順はFD・MO・ZIP等の処分方法にまとめています。そのほか判断に迷う機器はその他媒体の処分方法をご覧ください。
中のデータを残さないためには
外付けHDDはケースを開けなくても使える手軽さがある一方、内部のHDDは内蔵HDDと同じ記録媒体です。初期化やファイルの削除だけではデータが残るため、データを残さず処分したい場合は、データ消去ソフトによる上書き消去か、中のドライブの記録面を物理的に壊す方法を検討します。ご自身で分解・破壊する作業には、けがや破壊が不十分になるリスクがあります。注意点はHDDを自分で壊す方法の危険性をご覧ください。
量販店回収との違い証明書
家電量販店の回収サービスは、買い替え時などに手軽に利用できる点がメリットですが、店舗によって扱いが異なり、媒体ごとの破壊証明が受け取れない場合があります。詳しくは量販店との違いで比較しています。
証明書が必要な場合や、データの取り扱いに不安がある場合は、外付けHDDの破壊に対応している専門業者へ相談するという選択もあります(当社では外付けHDD本体の破壊は承っておりません。ケースから取り外したHDDは承ります)。処分方法全体を同じ軸で比べたい場合はHDDの処分方法5つを比較、費用をかけない手段の落とし穴はHDDの無料処分は安全かで整理しています。
当社では外付けHDD本体の破壊を承っておりません
ポータブルタイプ・据え置きタイプのどちらも、本体の破壊(本体からの取り外し作業を含む)は承っておりません。この記事は、ご自身で処分される方や処分先を検討している方に向けた一般的な解説です。
現在お受けしているもの
当社が承っているのは、ノートパソコン・デスクトップPCと、取り外し済みのHDD・SSD単体です。外付けHDDのケースから取り外したHDDも、この取り外し済みのHDD単体としてお受けできます(機器からの取り外し作業は、ノートパソコン・デスクトップPCのみ承っています)。料金は媒体・方式別 料金表、ご依頼の流れはご依頼方法をご覧ください(法人・団体・官公庁のお客様専用です)。
法人・団体・官公庁のお客様のご相談電話・メールフォーム
ご相談・お見積りは、お電話またはメールで承ります。当サービスは法人・団体・官公庁のお客様専用です(個人のお客様からのご依頼は承っておりません)。認識しなくなったHDDの考え方は壊れて動かないHDDの処分、テレビ録画用の機器はレコーダーの録画データ対策で扱っています。ほかの解説記事はHDD処分のお役立ちガイド(記事一覧)にまとめています。
お問い合わせはこちらから承っております。
外付けHDDの処分についてのよくある質問
外付けHDDはそのまま捨てて大丈夫ですか?
中にデータが残ったまま廃棄すると情報漏えいのリスクがあります。処分前にデータ消去または物理破壊を行うことをおすすめします。
ケースやケーブルが付いたまま手放しても大丈夫ですか?
外付けHDDのデータは、ケースの中のHDDに記録されています。ケースやケーブルが付いたまま手放すと、中のデータもそのまま引き渡すことになります。物理破壊で処分する場合は、中のドライブの記録面を対象にする必要があります。
この記事の監修
この記事の内容は、当社の破壊作業責任者が確認しています。監修を担当する立場と担当領域、監修の範囲は会社概要(監修者・作業責任者)に掲載しています。記載内容についてのお問い合わせも承ります。